【択一式問題】
1)( )に当てはまる正しい条約名と年号を、次の1~5より選びなさい。
( )条約とは、海洋環境を守るため、船舶、航空機、海洋施設からの廃棄物の海洋投棄及び廃棄物の洋上焼却 を国際的に規制するもので( )年11月にロンドンにおいて締結された。
- ダンピング - 1972
- ワシントン - 1973
- ラムサール - 1971
- バーゼル - 1989
- ウィーン - 1985
2)以下の説明文の中で、誤っているものを次の1~5より選びなさい。
- 上乗せ条例とは、地方公共団体の条例で、国の法令を上回る厳しい基準を設けることである。
- 横出し条例とは、国の公害関係法により規制対象となっていない工場若しくは事業場又は項目について、地方公共団体の条例により規制対象を広げることをいう。
- 汚染者負担原則とは、公害防止のために必要な対策費用や、環境修復費用は、汚染物質を出している者が負担すべきという考え方である。
- 一般には、損害の発生について故意・過失のある場合にだけ損害賠償責任を負うが、故意・過失がなくても損害賠償責任を負うことを当事者責任という。
- 大気汚染防止法や水質汚濁防止法は、排出基準に適合しないばい煙や排出水を排出した者に対して、直ちに罰則を適用する直罰規定を設けている。
3)土壌中のチッ素の循環における反応の順序として正しいものはどれか。次の1~5から選びなさい。
- チッ素固定→脱窒→無機化→硝化
- チッ素固定→無機化→硝化→脱窒
- 無機化→脱窒→チッ素固定→硝化
- 無機化→硝化→チッ素固定→脱窒
- 無機化→脱窒→チッ素固定→硝化
4)水質汚濁防止法における「有害物質」として定められている項目の中で、環境基準はなく、排水基準のみ設定され ている項目はどれか。次の1~5の中より選びなさい。
- カドミウム
- 有機リン化合物
- アルキル水銀
- チウラム
- 硝酸性チッ素及び亜硝酸性チッ素
【記述式問題】〈80字以内〉
5)アスベストについて説明し、問題点を述べなさい。
6)最近、強酸性で油分を有する泥上の廃棄物が不法投棄されて問題となっている。この不法投棄されている物質は何 か。また、不法投棄によりどのような生活環境保全上の影響があるか述べなさい。
7)放射能の物理的半減期について説明しなさい。
8)大気汚染防止法で定める「ばい煙」について述べなさい。